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守破離

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これは私の師匠である無量塔の料理長が作った、城下カレイの藤見立てのお造りです。
器は骨董のスリップウェア(本当にいい器)です。いつみても、おやっさんの料理はかっこいいです。

守破離とは、武道や芸能などの世界で良く使われる言葉です。

ざっと説明すると、
最初の段階では、指導者の話を守る。
できるだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、指導者の価値観を自分のものにしていく。
すべてを習得できたと感じるまでは、指導者の指導の通りの行動する。

次の段階で、指導者の話しを守るだけではなく、破る行為をしてみる。
自分独自に工夫したり、色々な人の仕事のやり方を聞いて色々と勉強していく。

最後は、指導者のもとから離れて、自分自身で学んだ内容をさらに発展させる。

簡単に言うと、真似→オリジナル性の模索→新しい物を作るといった感じでしょうか?
 
ただ、勉強と言っても私の場合は、日本料理の精神的な所や、昔の料理を勉強したいと思っています。それを分かっていないと自分の料理って中々出来ないと思います。

昔の人は生きていないので本を見て、いろいろと勉強していっています。(まだまだですが…)

音楽界でも、バッハやベートーベンの学術的研究で受賞多数されている、ピアニストのアンドラーシュ・シフさんが言っていたのですが、若い世代に伝えたいのは、テクニックばかりに集中するのではなく、幅広く 文学・歴史・哲学について学んでほしいということです。
とおっしゃってるのを聞いてこれだなと思いました。

このことは、どんな世界でも通用し、応用できる考え方だと思います。
この精神を大事にしていく事が、日本人としての誇じゃないでしょうか?
毎日忙しく、じっくり向き合う事ができませんが日々精進です。

守破離いいな!と思った方、応援よろしくおねがいします。→広島ブログ
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by shin7300 | 2013-01-27 12:38 | 日々のこと
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