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木の芽味噌

木の芽味噌。
春の食卓には欠かせない一品。
祖母が元気な時はよく作ってくれていました。

木の芽のピリッとした味が癖になります。
木の芽味噌_a0267855_13781.jpg

まず、自然の緑色をとる青寄せという仕事をします。
法蓮草の葉っぱだけをちぎって水と一緒にミキサーに掛けます。
木の芽味噌_a0267855_137455.jpg

色は綺麗ですが…このまま飲むと青臭いだけです(笑)

それを鍋にいれ、中弱火の火にかけます。
沸いてきたらすくいとり、ザルを置いたボールの上に注いでいきます。
全部すくい終わったら氷水に置いてから冷まして、さらしで漉して緑の色素をもらいます。

木の芽の葉っぱを沢山ちぎっておいてからすり鉢ですり、白味噌を入れてすり、煮きり酒少々でのばしていきます。
その中に青寄せを少し入れ色を調節します。
あまり緑っぽくなったら気持ち悪いので程々にいれます。

出来上がった味噌を撮り忘れました。料理した写真を載せますのでご容赦を…

残った軸はボイルして、なめこの醤油煮をつくりそれと一緒にナムルっぽくしても美味しいですよ。
木の芽味噌_a0267855_1381993.jpg

余す事なく調理して美味しいおかずに。
木の芽味噌は青寄せを入れなくても食べれますが、色が緑の方が美味しく見えますからね。
自然の色はとても綺麗。
目にも優しく、味わいも自然。私の目指す料理です。

応援よろしくお願いします。→広島ブログ
by shin7300 | 2014-05-06 13:12 | 料理 | Comments(2)
Commented by m-rica at 2014-05-06 20:10
いつも 素晴らしい技を惜しげも無くお披露目してくださるのは
日々の鍛錬精進に裏打ちされているのですね☆
自信を持ちつつ勉強熱心な shinさんに乾杯!
Commented by shin7300 at 2014-05-07 10:36
ricaさん。
素晴しいのは私ではなく、先人の料理人さん達です。
失われつつある調理法なども最近は沢山あります。
和食は難しい。そんな考えを持つ方も最近は多いかと思います。
時間もかかりますし、出来上がった料理は地味。
なので従事する調理人が激減しているも現状ではありますが、私達の体を作るのはその郷土に根付いた和食。だと思っています。

古きを大切に。そして新しい物も作る。
温故知新の気持ちをもち精進します♪
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