麦ばんさこは大分の地元のイサキの別名。
この時期から夏にかけてが旬の魚で、比較的漁獲量も安定しています。
背びれが鶏のトサカによく似ているので漢字で「鶏魚」とも呼ばれます。
6月、麦の収穫の時期を迎え「忙しい時期」という意味をこめ、
大分県では「はんさこ」と名づけられ、
麦秋の時期に、美味く脂の乗った魚として知られています。
麦の穂が出る頃が旬であることから、
この時期は「麦ばんさこ」と呼び、特に珍重されます。
私は皮目が美味しいと思うので、軽く炙りほんのり温かいタタキでいただきます。
このほうが、脂がにじみ出て旨い!
旬の物をこうして食べれることに感謝です。