2014年 09月 22日 ( 1 )

零余子御飯

零余子(むかご)最近ではあまり馴染みのない食材かもしれません。
私は料理をしているので、秋になると塩蒸しが食べたくなります。
妻が大好きな食材です。

むかごとは山芋の葉の付け根にできる球芽です。
山芋は地中にのびて行きますが、地上では蔓になってのびていて、その枝分かれにできるのが零余子です。

もっとわかりやすくいうと山芋のあかちゃん。
調理法も簡単で、くせのない味は料理を選びません。

日本人に不足しがちな鉄分やカリウムも豊富で、山芋よりも栄養価が高い。
さらに皮ごと食べることができるので、繊維も摂取することができたりといいとこだらけです。

栽培の物もでていますが、やはり香りがよいのは天然の自生しているもの。
それをすり鉢でささっとあらい白米と水、酒少々と塩少々入れてむかごをたっぷりいれます。
a0267855_2219539.jpg

秋の香りを含んだ御飯は最高の御馳走です。


語源を知りませんでしたが、調べてみると…
零余子(レイヨシ)については大方の想像が付く。零は雨の滴(しずく)の意であり、転じて僅か・少ないの意となった。零余は残りが極めて少ないの意である。端た金の「はした」の意もある。なお零は静かに、こぼれるように落ちるさまを表すときにも用いられる。
 
察するに由来は「むかご」の食べ物としての大きさと、茎から離れ落ちるときの様とにありそうだ。
その粒は地中にあるヤマノイモと比較して余りに小さく、蔓から離れる様はまさにこぼれ落ちるの形容がぴったりする。もっとも観察には詩人の目が欠かせません。

と、いうことで今日はtanaさんに真似て一句。

きくの露落て拾へばぬかごかな 芭蕉


私は文才がなく残念なのですが、さらっとブログでご紹介されているかたを見ると羨ましくそして素敵だなと感じてしまいます。
今更ですが、料理にも何か通じるものがあると思いますので少しずつ勉強していきたいものです。

応援よろしくお願いします。→広島ブログ
[PR]
by shin7300 | 2014-09-22 22:21 | 料理 | Comments(8)