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昆布〆

日曜日お魚が大量でしたので、あこうを少し昆布締めにしました。
魚の水分が程よく抜けて昆布の美味しさが身に付いてくる。日本酒にバッチリな調理法です。
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胡瓜のつまを一緒に盛りつけてみました。夏らしいさっぱりとした料理。器は唐津の中里隆さんの作られた物です。

昆布〆_a0267855_11134335.jpg

元々は富山県の郷土料理だそうです。

富山では昔から所謂『北前船』にて北海道から昆布を取り寄せて沢山使っており、その使用法の一つが昆布〆めです。
北陸は魚処であり、新鮮な魚介が豊富。刺身の旨い魚や貝が沢山あります。
干したり、塩や糠を使い保存する方法も発達してますが、刺身の美味さを知っていればこそ、出来れば刺身に近い状態で食べたい、あるいは旨い刺身をもっと美味しく食べたい。そんな感じで『昆布〆め』は生まれたと想像できます。

また、昆布〆めは関西でも独自に発達してます。
こちらは一晩も昆布を挟む事はなく、ほぼ数時間で〆ます。
つまり「香りを移す程度」の軽い〆ですね。

どちらも甲乙つけがたいですが…昆布〆にする魚の脂の量とかを想定して締めていくと、いいとおもいます。

夏の酸があるさっぱりとした純米酒と組み合わせてみてもいいかもしれませんね。
まあ私は暑い時こそ熱燗で一緒にいただきましたけど…お好みでどうぞ〜

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by shin7300 | 2013-06-20 11:18 | 料理 | Comments(2)
Commented by もみじ at 2013-06-23 22:07 x
昆布〆、おいしいですよね。
今度、私も挑戦してみます。
胡瓜のつまは素人にはハードルが高そうですね。

Commented by shin7300 at 2013-06-23 22:29
コメントありがとうございます。
昆布〆昔の人は何とも酒好きですよネ。こんな料理を考えるなんて…
昆布締めにウニを巻いてもうまうまですよ〜。
胡瓜のつま、挑戦してみてください。
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