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春子鯛卯の花和え

卯の花あえとは上手くいったもので、ウツギの花の色に似て純白。
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調味したおからを和え衣にした和え物。
酢で締めたこはだ・いわし・あじなどや酒蒸しした貝類、下煮したにんじん・れんこん・竹の子などを用いる。
「きらず和え」「雪花和え」などともいいます。
私が以前勤めていた、東京・銀座の大分県のアンテナショップ″坐来大分″で、春のおからは鯛の味、秋のおからは海老の味と宇佐の郷土料理研究家の金丸佐佑子先生に教えてもらいました。
それを思い出し調理。

昨日紹介した春子鯛は下ろしてから骨を抜いてから塩をして、酢締めしておきます。

美味しそうな椿屋さんの卯の花がありましたので手間が少しかかるのですが久しぶりに。
小鯛の頭と中骨で取った淡い(あわい)出汁に、塩、煮きり酒、薄口少々、酢少々いれ湯煎にかけます。
直接火にかけても出来るのですが、つきっきりになるし湯煎の方がフワフワした口当たりになるので時間がかかってもこうしてしまいます。
家に帰った深夜にやっていたので火の前でうとうとしながら作っていました。

合わせる食材は、菜の花と大根と金時人参。菜の花はお浸しに。
大根と金時人参は短冊形に切ってから太白ごま油をひいてから薄味の金平みたなものをつくります。
パリッとした食感があるほうが美味しいので浅めに火をいれます。

この食材を冷ましてさっくりと合わせたら完成。
見栄えも雪が積もった情景のよう。早春の和え衣です。
しかもおからなので安い。
安い物同士でもやり方次第で、とっても品の良い料理になります。
料理をしていて楽しい時間でもあります。

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by shin7300 | 2014-02-22 11:19 | 料理 | Comments(0)
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