木の芽味噌。
春の食卓には欠かせない一品。 祖母が元気な時はよく作ってくれていました。 木の芽のピリッとした味が癖になります。 まず、自然の緑色をとる青寄せという仕事をします。 法蓮草の葉っぱだけをちぎって水と一緒にミキサーに掛けます。 色は綺麗ですが…このまま飲むと青臭いだけです(笑) それを鍋にいれ、中弱火の火にかけます。 沸いてきたらすくいとり、ザルを置いたボールの上に注いでいきます。 全部すくい終わったら氷水に置いてから冷まして、さらしで漉して緑の色素をもらいます。 木の芽の葉っぱを沢山ちぎっておいてからすり鉢ですり、白味噌を入れてすり、煮きり酒少々でのばしていきます。 その中に青寄せを少し入れ色を調節します。 あまり緑っぽくなったら気持ち悪いので程々にいれます。 出来上がった味噌を撮り忘れました。料理した写真を載せますのでご容赦を… 残った軸はボイルして、なめこの醤油煮をつくりそれと一緒にナムルっぽくしても美味しいですよ。 余す事なく調理して美味しいおかずに。 木の芽味噌は青寄せを入れなくても食べれますが、色が緑の方が美味しく見えますからね。 自然の色はとても綺麗。 目にも優しく、味わいも自然。私の目指す料理です。 応援よろしくお願いします。→
by shin7300
| 2014-05-06 13:12
| 料理
|
Comments(2)
Commented
by
m-rica at 2014-05-06 20:10
いつも 素晴らしい技を惜しげも無くお披露目してくださるのは
日々の鍛錬精進に裏打ちされているのですね☆ 自信を持ちつつ勉強熱心な shinさんに乾杯!
0
Commented
by
shin7300 at 2014-05-07 10:36
ricaさん。
素晴しいのは私ではなく、先人の料理人さん達です。 失われつつある調理法なども最近は沢山あります。 和食は難しい。そんな考えを持つ方も最近は多いかと思います。 時間もかかりますし、出来上がった料理は地味。 なので従事する調理人が激減しているも現状ではありますが、私達の体を作るのはその郷土に根付いた和食。だと思っています。 古きを大切に。そして新しい物も作る。 温故知新の気持ちをもち精進します♪
|
カテゴリ
以前の記事
2023年 01月 2021年 06月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 09月 2020年 08月 2019年 04月 2019年 03月 2018年 12月 2018年 11月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 09月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 フォロー中のブログ
余宮隆個展情報 bungalow 蔦屋 よしこの「漆って楽... グルグルつばめ食堂 ときどき一葉 陶 迦葉 雑記帖 季節の風を感じながら・・・ 好きなものに囲まれて2 やせっぽちソプラノのキッチン2 駅西の小さなご飯屋 検索
タグ
その他のジャンル
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||